自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方

※この記事には、医学的効果の因果関係が確認されていない内容も含まれています。適宜ご自身で情報を補完したり、専門家の意見を仰ぐようにしてください。

不妊治療や妊活の中で西洋医学だけでなく、東洋医学やヨガ、メンタルケアなどを取り入れる方が増えています。身体を部分的・機能的にとらえる西洋医学に対して、心と身体を全体的にみて妊娠に適した状態を創っていく不妊治療のスタイルです。

医療業界全体としても、西洋医学と東洋医学、その他のケアの良いところを統合して取り入れる動きが広がっており、時代の流れとも言えます。

この記事では、自然妊娠を望まれる方、不妊治療中の方に人気の高い健康法をまとめています。ご自身のライフスタイルに合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。

自然妊娠を望む人が心がけたい食生活

私たちの身体は食べたものによって作られています。妊娠・出産した後、子育てしていく上でも食生活はきわめて重要なテーマになりますので、これを機に見直してみませんか。

自然妊娠を望む人が心がけたいポイントは、次の4つです。

  • 身体を温める食べ物をとる
  • バランスよく栄養素をとる
  • 規則的な食習慣を心がける
  • 間食はドライフルーツやナッツがオススメ

身体を温める食べ物をとる

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方食品には「身体を温める食べ物」と「冷やす食べ物」があります。身体が冷えると、内臓機能や生殖器官の機能低下、自律神経の失調などに関係すると言われています。自然妊娠を望む場合や不妊治療中の方は、身体をできるだけ温めるよう習慣づけたいもの。食べ物も「身体を温める食べ物」を積極的にとるようにしましょう。

食べ方のポイントは、生ではなく煮物や温野菜、スープなどにして食べることです。しょうがが入ったホット紅茶などもオススメです。

■ 体を温める野菜
にんじん、長ネギ、玉ネギ、大根、ごぼう、レンコン、かぼちゃ、生姜、ニラ、にんにく、山芋 など

■身体を温める果物
りんご、ぶどう、さくらんぼ、オレンジ、いちじく、ドライフルーツ など

■身体を温める魚
鮭、マグロ、カツオ、サバ、イワシ、サンマ、カニ、エビ、イカ、牡蠣、ホタテ、ちりめんじゃこ、海藻 など

■身体を温める肉
牛肉、鶏肉、ラム(羊肉)、鶏レバー など

■温める飲み物
しょうが湯、黒豆茶、ほうじ茶、紅茶、ウーロン茶 など

バランスよく栄養素をとる

タンパク質、ビタミンA・E、亜鉛、鉄や葉酸などの各種栄養素をバランスよくとるようにしましょう。細かく考えすぎる必要はありません。特定の食材ばかり食べるのではなく、色んな食材をとるように意識することを心がけましょう。

  • ビタミンA(細胞の成長を促す)・・・鶏・豚・バター・たまごなど ※ビタミンAは取りすぎもあまり良くないので、ほどほどに。
  • ビタミンE(抗酸化作用・冷えの改善、ホルモンバランスの調整)・・・かぼちゃ・アーモンド・ツナ・玄米など
  • ンパク質(細胞や女性ホルモンを作る)・・・納豆・卵・乳製品など
  • 亜鉛・・・レバー・ゴマなど
  • 鉄・葉酸・・・豚肉、青魚、大豆など

規則的な食習慣を心がけましょう

自律神経を整える上では規則的な食習慣も重要です。朝食を抜きがちな方は、スープだけでも良いので、できるだけ朝食はとるように心がけましょう。

また、食べ過ぎは免疫力を低下させます。できるだけ腹8分目を心がけたいものです。「食べることでストレス発散しているので、ついつい食べ過ぎて後で後悔してしまう」という方は、専門家にメンタル面のケアを相談することも有効かもしれません。

間食はドライフルーツやナッツなどがオススメ

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方疲れた時などは、甘いものが食べたくなるものです。ガマンしてストレスを溜めるより、間食でも妊活しましょう。白砂糖を使ったお菓子類は身体を冷やします。時々はドライフルーツやナッツに置きかえてみると、各種ミネラルも同時に摂取できるのでオススメです。

自然妊娠を望む人が活用する漢方

東洋医学では、気(き)と血(けつ)の不足や巡りの悪さが身体の不調の原因とされます。貧血や卵巣機能の低下、月経不順、男性の精子の運動率の低下や勃起機能不全なども、この気血の不足や巡りの悪さと関係すると言われています。

  • 気が足りない(気虚=ききょ)
  • 気の流れが悪い(気滞=きたい)
  • 血が足りない(血虚=けっきょ)
  • 血が滞っている(瘀血=おけつ)

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方漢方薬は、植物や動物、鉱物などを原料に作られ、気血の不足や巡りの悪さに作用します。効果の表れ方はゆるやかなため、個人差はありますが、最低でも6ヶ月は続けた方が良いと言われています。

注意したいのは、身体に合わない漢方薬を服用した場合、じんましんや熱、不眠などの副作用が出ることも。漢方薬はドラッグストアでも購入できますが、初めての方は専門医に処方してもらうようにしましょう。

漢方は、人本来の生殖する力を取り戻すことを目的に使うものですので、西洋医学の不妊治療と併用する人も多いです。その場合も、主治医に相談して行うようにしましょう。

3.自然妊娠を望む人が活用するヨガ

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方ヨガを妊活に取り入れる人も増えています。ヨガとは、ゆったりした動きや姿勢に呼吸法と瞑想法を組み合わせたものです。妊活中の方のためのヨガプログラムもDVDなどで発売されています。

妊活ヨガの効能としては、次のようなものが謳われています。

  • 骨盤の歪みを矯正することで、子宮や卵巣の血流を良くして女性機能を整える
  • 基礎代謝を向上させ血流を良くし、身体の冷えを改善
  • ホルモンバランスを整え、生理不順や排卵障害を改善
  • 自律神経を整え、不眠の改善やリラックス効果がある
  • 子宮など内臓の位置を本来あるべき正しい位置に整え、状態を正常化
  • 脊椎全体を刺激し、内臓の働きを活発にする

※妊娠の可能性が高まっている場合など、激しい運動は控えた方が良いことがあります。プログラム実施上の注意をよく読んで実施しましょう。不妊治療中の方は、医師の判断を仰ぐようにしてください。

4.自然妊娠を望む人が活用する整体

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方姿勢や骨の歪みが自律神経や卵巣機能の低下に影響することがあります。不妊治療中の方に人気の整体は、個人差はありますが3ヶ月〜1年程度の期間をかけてこれらの歪みを整え、妊娠に適した体の状態を作っていきます。

《不妊に影響する体のゆがみ》

  • 姿勢が悪い・・・呼吸が浅くなるため血中の酸素濃度が低下し、冷えの原因となる
  • 頭蓋骨の歪み・・・ホルモンバランスを崩す要因となる
  • 骨盤の歪み・・・子宮や卵巣機能の低下、自律神経・ホルモンバランスの乱れの原因となる
  • 脊柱の歪み・・・自律神経の乱れの原因となる

整体によってこれらの歪みが解消されることで、腰痛や肩こり、便秘やだるさなど症状も改善が期待できます。

5.自然妊娠を望む人が活用する鍼灸

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方鍼灸(しんきゅう)とは、身体のツボを鍼(はり)や灸(きゅう)で刺激することで、身体が本来持っている力を回復する治療法です。

鍼灸も他の東洋医学と同様、卵子や子宮だけに目を向けるのではなく、心身を全体的に捉えて状態を改善していきます。心身の状態が全体的に改善していくことによって、子宮や卵巣の血流改善、自律神経やホルモンバランスの安定、卵子の質を整える、またリラックス効果などが期待できます。

「体外受精に鍼治療を併用すると妊娠率が大幅に上昇する」という国際的な研究結果も発表されており、世界的にも注目されている不妊治療法のひとつです。

6.自然妊娠を望む人が活用するリフレクソロジー

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方足の裏は「第2の心臓」と呼ばれるほど、大事なツボが沢山集まっています。リフレクソロジーは、指の腹を使って足の裏のツボを刺激し、卵巣や子宮の機能、ホルモンバランス、血流、冷えなど、身体全体の状態を改善していく健康法です。

リラックス効果もありますので、不妊治療中の方や妊活中の方にも人気があります。 (※妊娠の可能性が高まっているときにリフレクソロジーを受ける場合は、専門家の指示を仰ぐようにしてください)

身体に不調な箇所があるときにリフレクソロジーを受けると、関連する足裏の箇所に痛みを感じることもあります。不妊に悩んでいる方には、足裏にも共通する状態が見られることが多いようです。

セラピストはその足裏の状態を指で確認しつつ、反応を見ながら正しく刺激を与えていきます。これを繰り返していくと痛みがやわらぎ、同時に身体の状態も変化していきます。

7.何をためしてもうまくいかないときは、潜在意識に目を向ける

自然妊娠を望む人のための「こころ」と「からだ」の整え方ここまででご紹介した不妊治療法を試したが未だ妊娠に至っていない方は、「妊活コーチング」で潜在意識(せんざいいしき)に目を向けることが重要かもしれません。

妊活コーチングは、もともとはガンなどの重い病気を脳科学と心理技術のみで完治に導く第一人者として知られる梯谷幸司さんの潜在意識調整法をベースとした新しい妊活法です。

「潜在意識(せんざいいしき)」とは、私たちが自分で知覚できない意識の領域です。心臓を動かしたり、汗をかくなど身体に起こる自律的な働きはすべて脳に司られていますが、その脳に影響を与えているのが潜在意識です。つまり、血流や子宮の機能、ホルモンバランスなどもすべて潜在意識によって今の状態が作られているということです。

思考や感情に比べると、潜在意識は9倍以上の力があると言われています。思考で「赤ちゃんがほしい」と思っていても妊娠に至らないのは、潜在意識では妊娠を望んでいなかったり、妊娠に対して好ましくない想いが隠れており、その潜在意識の力に現実が引っ張られるからなのです。

それらの潜在意識にある「妊娠をさまたげている想い」を脳科学や心理技術に熟練したコーチが解消することにより、長年不妊に悩んできた方が数回のセッションで妊娠した、という事例も報告されています。

不妊治療にかぎらず、「自分自身の内側にある本当の声を聞く」ことは、私たちが自分らしい人生を送る上で大切なことです。そして、本当の自分らしい生き方を見つけた時に、新たな命を授かる準備ができるのかもしれません。
 
 

この記事を書いた人

トーラス・コミュニケーションズ 後藤あづさ
(一社)国際マタニティカウンセリング協会認定カウンセラー
トランスフォーメーショナル・コーチ

2005年よりコーチングを開始し、延1,800人以上のコーチング、カウンセリングを行う。当初は夫婦・親子関係改善を主なテーマにしていたが、自身の不妊治療の体験をきっかけに、現在では不妊や子宮筋腫、PMS、生理不順など婦人科系疾患をメインに扱っている。

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