妊娠・出産を実現する”理想の自己像”の創り方

前回の記事で、メンタルブロックを外す際には、あらかじめ理想の自己像を用意しておくことが大事だということをお伝えしました。
前回記事:メンタルブロックは、ただ無くせばいいもの?

今回は、この理想の自己像を創っていく具体的な方法についてお伝えします。

理想の自己像を創るための”ニューロ・ロジカル・レベル

理想の自己像を創るにあたっては、NLP(神経言語プログラミング)の「ニューロ・ロジカル・レベル」が役に立ちます。
ニューロ・ロジカル・レベルとは、人の意識のレベルを階層化したものです。三角形の頂点に「自己認識(セルフイメージ)」を位置づけ、その下に順に「信念・価値観」「知識・戦略」「行動」「環境」が続きます。
これらの意識の階層は互いに影響しあって、一人の人間の自己像を創っています。


※三角形の頂点の上からは、逆三角形の形で「スピリチュアル」という層に繋がっていきますが、この「スピリチュアル」はとても奥が深く重要なテーマなので、また別の記事で改めて書きます。

そして、人の意識のレベルがなぜこの三角形に例えられるのか?なぜこの順番で並んでいるのか?というところに大きな意味があります。
それは、「現実に変化を創るときには、より上位の層にアプローチした方が簡単に(小さな労力で)大きな変化が創れる。逆に、より下位の層にアプローチすると、大きな労力が必要になる」ということです。

ふだん私たちが何か現実に変化を創ろうと試みるとき、えてして「行動」レベルにフォーカスしがちです。医療的な不妊治療や、不妊を解消するための健康法などはそうですよね。ところが、行動レベルでいくら不妊治療を続けたとしても、自己認識レベルで「私は愛されていない」と思っていて、信念・価値観レベルで「だから私は良い母親になれない」と信じ込んでいたとしたら、現実はより上位の意識レベルの影響を受けるので、不妊の状態が継続してしまいます。

逆に言えば、行動レベルでの不妊治療の行為をしなくても、自己認識や信念・価値観レベルが妊娠・出産にふさわしい状態に整えることで妊娠することも可能です。

不妊をやめて妊娠・出産に適した自己像を創る

紙とペンを用意して、妊娠・出産に適した自己像を考えてみましょう。

《ワークの進め方》
1,「妊娠・出産をして、やりたいことがやれている自分」をイメージします(自分でうまくいかない場合は、あなたの理想をすでに叶えている知人や有名人などでも大丈夫です)

2,ニューロ・ロジカル・レベル別に、1で思い浮かべた人の自己像を洗い出していく
①その人は、どんな自己認識(自分で自分のことをどう思っているか)を持っていますか?
②その人は、どんな信念・価値観を持っていますか?
③その人は、妊娠・出産ということについて、どんな知識・戦略を持っていますか?
④その人は、妊娠・出産ということについて、どんな行動を取っていますか?
⑤その人は、妊娠・出産ということについて、どんな環境(人間関係も含む)を創っていますか?

3,洗い出した自己像を演じてみる
2の①〜⑤の質問で洗い出した自己像を、身体を使ってイメージしながら演じてみます。表情や身振り手振り、言葉などを使うとなおよいです。
「感情は形に宿る」ということは心理学的にも証明されています。実際に身体を動かして演じてみることによって、理想の自分を落とし込むことができます。

自己認識が変わると、信念・価値観が変わり、行動が変わり、現実も変化します。理想の自分が深く落としこまれるまで、なんどでもこのワークをやってみてください。

 

この記事を書いた人

トーラス・コミュニケーションズ 後藤あづさ
(一社)国際マタニティカウンセリング協会認定カウンセラー
トランスフォーメーショナル・コーチ

2005年よりコーチングを開始し、延1,800人以上のコーチング、カウンセリングを行う。当初は夫婦・親子関係改善を主なテーマにしていたが、自身の不妊治療の体験をきっかけに、現在では不妊や子宮筋腫、PMS、生理不順など婦人科系疾患をメインに扱っている。

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