妊娠したいのにセックスレスです

赤ちゃんが欲しいのにセックスレスだったり、回数が極端に少ないというケースがあります。潜在意識の観点から見ると、この「セックスレスの状態」にも、必ずその本人(セックスレスに対して「問題だ」と思っている側の人)にとってメリットが隠れています。潜在意識自体はメリットがあって「セックスレスを実現している」のです。

セックスレスをやめるためには「そもそもどうしてメリットを感じていたのか」を探る必要があります。そして、そのメリットが必要ないメンタルの状態を創る、あるいは別のやり方で実現する方法を見つけていくことがセックスレスの解消につながります。

ここまでお伝えすると、はじめは多くの方が「私は赤ちゃんが欲しいのに、セックスレスにメリットなんてあるわけない」という心理的な抵抗を感じるかもしれません。

例えば、セックスレスのメリットとしては、潜在意識レベルで次のような想いが隠れているケースがあります。

【セックスレスの背景に隠れているメリットの例】

  • 子どもができないことをセックスレスのせい(夫のせい)にできる
  • そもそもそもそも性に対して嫌悪感があるので、セックスがない方がいいと思っている
  • 前者の場合、「不妊の原因が自分にあることを認めたくない」という想いがあり、セックスレスが自分を正当化する手段になっています。このような場合、不妊の原因が自分にあることを認めてしまうと「私はダメな人」「私は女性として価値がない」と言う自己否定と結びつけてしまいやすくなるため、これを避けるために他者に原因を求めたくなってしまうのです。

    ちなみに、不妊を脳科学や心理技術で解消し、妊娠に向かわせるためには「不妊は自分がやりたくてやっていた」ことを認めることが重要です。つまり「自分が原因だった」ことを認めることです。

    自分が原因ということは、けして自分が「悪い」ということではありません。自分が原因=自分が悪いと結びつけてしまうところにも、処置すべきメンタルのズレがあります。

    「不妊は自分が原因」であり、「不妊は自分がやりたくてやっていた」ことを引き受けて初めて、「やりたくてやっていたのだから、やめることも自分で決められる」という立場をとることができます。

    また「性に対する嫌悪感」がある場合、セックスを望まないだけでなく、潜在意識レベルに自分の女性性の否定があったりします。すると脳は女性性の象徴である子宮をダメにしようと動きます。女性性の否定が根っこにあると、不妊だけでなく婦人科系疾患全般の要因となることは珍しくありません。性とは生そのものでもあります。いずれにせよ、性を嫌悪したり否定したりすることは人生の様々な方向に影響をもたらします。

    性への否定的な思いを適切に処置することで、セックスレスや夫婦関係だけでなく、自分の親との関係や仕事の面で変化が起こることは、心と脳の仕組みから言えばごく自然なことなのです。

    「私の内面を処置することと、夫の性欲って関係があるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、人の潜在意識は深いところで繋がっていますので、自分が変われば相手も変わります。心理学の用語で「投影」(自分の内面が現実に映し出されること)といったことが起こるのも、そのためです。

    不妊もセックスレスも、潜在意識レベルで解消できていない想いがあることを教えてくれるギフトと見ることもできます。「そのギフトからどんなメッセージを受け取るか」によって、1年後、5年後、10年後のあなたの未来はまったく別のものになっているかもしれません。

     

    この記事を書いた人

    トーラス・コミュニケーションズ 後藤あづさ
    (一社)国際マタニティカウンセリング協会認定カウンセラー
    トランスフォーメーショナル・コーチ

    2005年よりコーチングを開始し、延1,800人以上のコーチング、カウンセリングを行う。当初は夫婦・親子関係改善を主なテーマにしていたが、自身の不妊治療の体験をきっかけに、現在では不妊や子宮筋腫、PMS、生理不順など婦人科系疾患をメインに扱っている。

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